【健康カプセルゲンキの時間】熱中症対策を運送業など職業別に学ぶ!

毎日毎日暑さが厳しくてかないませんよね〜
こんなに暑い日は日中の運動は禁物。
でも外で仕事する人ってどうやって熱中症対策してるんだろ?
そこで今回の健康カプセルゲンキの時間で紹介されたのは職業別の熱中症対策です!
Contents
職業別熱中症対策
建設現場で水シャンとかき氷
東京都荒川区の三和建設では建設現場にある水道で頭を洗う「水シャン」が熱中症対策。

さらにかき氷も食べ放題で、
火照った体を一気に冷やしてくれるということ!
そのほかにも
・塩分タブレットの配布
・ミストの設置
などいろいろな対策が。
プロ野球選手に学ぶ熱中症対策
元プロ野球選手の岡島秀樹さんによると、
プロ野球選手の熱中症対策はクエン酸やブドウ糖をとること。
その上でサプリメントを常にとっていたそうです。
ブドウ糖やクエン酸は分解されて吸収されやすい上、
エネルギーに変えてくれるので、
疲れが溜まって熱中症になるのを防ぐことができるとのこと。
アイドルに学ぶ熱中症対策
AKB48元メンバーの北原里英さんによると、
夏場の野外コンサートの場合には保冷剤で頭と首を冷やすことをしていたそうです。

太い血管が通っているので素早く血液を冷やすことが可能。
運送業に学ぶ熱中症対策
仕事に没頭しすぎず休憩&水分補給
運送業歴9年の高橋さん(53歳男性)は過去に熱中症を経験。
今から9年前の6月下旬
荷物の積み下ろしを繰り返していた時に、
意識が重くなり、頭も重くなってきたそうです。
帝京大学医学部附属病院の高度救命救急センター長
医学博士の三宅康史先生によると、
体調の変化に気づいたものの、休憩せずに仕事に没頭したことによって熱中症になってしまった可能性があるとのこと。

って頑張ってしまったんですね…
ですから仕事に没頭しすぎるのに気をつけて、こまめな水分補給と休憩をすることが熱中症対策。
濡れたTシャツは1日4〜5回着替える
汗で濡れたTシャツを乾かない状態でそのまま着ていると熱がこもってしまうそうです。
汗は乾く時に体から熱を奪って冷やしてくれるので、
Tシャツが濡れたままの状態では体内の熱が逃げていかないんですね。
そこで熱中症対策としては1日に4〜5回Tシャツを着替えるようになったとのこと。
赤帽(あかぼうくん)の熱中症対策
東京都台東区・赤帽首都圏軽自動車運送協同組合
扇風機で湿度を下げる
飲み物の常備
赤帽新聞
赤帽では組合全体で行なっている熱中症対策の1つとして「赤帽新聞」があります。
・1日の水分摂取量
・防止の着用
と行った熱中症への注意喚起を赤帽で行なっているそうです。
保冷剤で体を冷やす
赤帽のイメージキャラクター「あかぼうくん」
熱中症対策として紹介されたのはクールダウンさせるためのベスト。
そしてベストの中に保冷剤を入れて体を冷やします。
着ぐるみには扇風機
あかぼうくんの中には扇風機が2個あり、
あかぼうくんのような着ぐるみはもちろん、扇風機で湿度を下げることは熱中症対策としてもおすすめ。

さらに飲み物も常備してあるということ。
麦茶は熱中症対策ドリンク!30分ごとこまめに飲む
運送業歴7年の久木元さん(56歳男性)
配達中の熱中症対策は麦茶を1日2リットル飲むこと。

三宅康史先生によると緑茶やコーヒーにはカフェインが入っているので利尿作用があり、体内の水分を出してしまいますが、
麦茶にはカフェインがなく、利尿作用がないので身体に水分を保持する能力が高いそうです。
エアコンは油断禁物
エアコンは乾燥させてしまい、乾燥した空間は大量に水分を失うということ。
不感蒸泄で皮膚や吐く息から水分を知らずに失っているそうです。
ですから、汗をかいてなくてもこまめな水分補給を!
熱中症対策に豚肉
豚肉はビタミンB1が豊富で夏バテ防止にもいいのでおすすめとのこと。

3食全て豚肉とかはダメですよ^^;
梅やレモンなどの酸っぱい食べ物も発汗を促してくれるので熱中症対策におすすめだそうです。
熱中症の症状
軽度の熱中症
軽い症状としては手足のしびれやめまい、立ちくらみやほてりがあるとのこと。
重度の熱中症
重症になってくると倦怠感が起きたり、吐き気や頭痛、そして汗のかき方が異常になってくるそうです。
寝るときも熱中症対策を
室内での熱中症で2番目に多いのが寝室。
慶應義塾大学理工学部教授の工学博士・伊加賀俊治先生によると、
夜になっても室内は一向に涼しくならないので熱中症になりやすいと思うとのこと。
寝室の熱中症対策のカギは家具の配置?
扇風機を直接体に当てるのはNG
扇風機は上向きにして部屋全体に風を送って下に溜まったエアコンの空気を循環させるのが正解。
窓付近にベッドはNG.
ベッドは窓付近を避けてエアコンの直風も避けるように。
電化製品をベッドから離すのは正解。
すだれは室内ではなく、
部屋の外へ置いて、直射日光を部屋に入れないことが大事。
まとめ
元プロ野球選手の岡島秀樹さんがゲスト出演されていましたが、
プロ野球選手もイニングごとにユニフォーム(アンダーシャツ)を替えているそうです。
なんとなく濡れたTシャツって涼しいような気がしたんだけどな…