【ゲンキの時間】食中毒対策法と正しい冷蔵庫の使い方

ようやく涼しくなってきましたよね。
これから食欲の秋。
美味しいものをいっぱい食べたいですよね。
でも、
9月は食中毒が増える時期って知ってました?
今回の健康カプセルゲンキの時間(2019年9月15日放送)ではこの時期起こりやすい食中毒の原因と対策について紹介されました!
Contents
食中毒対策!冷蔵庫の使い方
間違った使い方
理想温度は10度以下!15度以上で菌が増える
食中毒に関しての冷蔵庫の間違った使い方の原因は主に「温度」にあります。
10度以下を下回ってしまわないようにします
そして冷蔵庫の温度が15度以上になってしまうと菌が増えるということ。
さらに20度以上になると危険信号だそう。
詰め込みすぎ
鍋や保存容器で冷蔵庫がいっぱいになってしまうことがありますが、
詰めすぎの冷蔵庫は上から流れる冷気が下まで流れてこないので、
冷蔵庫の温度が下がらず、食品が冷えないんです。
開け閉め&開けっ放しのし過ぎ
調理中の冷蔵庫って開け閉めが増えちゃいますよね…
でもやっぱり開け閉めによって冷蔵庫の温度は上がってしまうよう。
さらに開けっ放しだともっと上がってしまう。

冷蔵庫の正しい使い方
食材を詰め込まない
食材は詰め込みすぎないようにし、冷蔵庫の7割程度にして温度を10度以下に保つようにすることが大事です。
カンピロバクターに注意
鶏肉を切って水だけで手を洗って冷蔵庫を開けるのはNG。
しっかりと石鹸で手を洗うことが重要。
鶏肉にはカンピロバクターがついている可能性が。
カンピロバクターは要注意の食中毒菌で感染すると嘔吐や発熱、下痢などの症状が出てしまうということ。
食材ごとの食中毒対策法
作り置き
親子丼の作り置きで食中毒になってしまったという椎山さん(50歳:女性)
前の晩に食べなかった親子丼の匂いがしないことを確認して電子レンジで温めてから食べたということですが、
2時間後に急な吐き気と頭痛が…
慶應義塾大学保健管理センターの医学博士・森正明先生によると、
作り置き親子丼の食中毒は鶏肉ではなくお米についているセレウス菌が原因と思われるとのこと。
作り置きの食材を室温に6時間以上置かないことが重要です。
保存する場合には冷蔵庫で10度以下に急冷すること。

卵は保管場所に注意
卵はドアポケットにおいてしまうと開け閉めによって温度が高くなってしまい、鮮度が落ちてしまうとのこと。
刺身
刺身は買ってきたその日のうちに食べることが大事。
魚には腸炎ビブリオという食中毒菌がついているので、
生魚は常温で放置せずに冷蔵庫で保存を!
まとめ
今回の放送内容を見て「そんなこと知ってるよ」と思われた方も多いかもしれませんが、
実際には開け閉めの回数が予想以上に多かったということも。
特にこの9月、気をつけたいですね。