井上尚弥選手がNHKプロフェッショナル仕事の流儀に登場

NHKプロフェッショナル仕事の流儀でプロボクシング世界チャンピオンの井上尚弥選手について紹介されました!
Contents
井上尚弥選手の流儀&父との二人三脚
父・真吾さんの教え
プロボクシングの経験はないという井上尚弥選手の父・真吾さんですが、
とにかく基本に忠実ということを徹底的に教えているそうです。
強い相手を選ぶ理由は【熱狂】
プロになる時に「マッチメイクは強い相手でお願いします」と所属ジムに条件を出したそうです。

井上尚弥選手が求めるのは熱狂。
自分がプロに転向するとき、
勝てる相手を選んで試合をするというスタイルのプロボクシング界が好きじゃなかったそうです。
辰吉丈一郎さんだったり、畑山隆則さんだったりといった
時代を沸かした頃を取り戻したいという気持ちがあったということ。
パフォーマンスではなくボクシングで熱狂させたい。
基本に忠実に
試合を控えた公開スパーリング。
前回が70秒KOということから「頭が筋肉になってしまっている」と父・真吾さんに指摘されたように、
いつもの井上尚弥さんらしさが出ず、不調にあえいでいたこともあったようです。
そこで井上尚弥選手がとった行動は
思い切って1ヶ月間スパーリングをせず、
基礎トレーニングに集中。
己と向き合い、感覚を研ぎ澄ます。
大橋ジムの大橋秀行会長は、小学6年生のときに中学生を圧倒したデビュー戦を見ていて、
ジャブジャブワンツーステップといった一番面白くない「基本」を子供の時に、きっちりやっている。
これは父・真吾さんが築き上げた怪物じゃないか
と言います。
本当に努力したか?
父・真吾さんとの合言葉は「本当に努力したか?」
簡単に「世界チャンピオンになりたい」という言葉を発せられなかった。
それを発するならそれなりの覚悟とトレーニングが必要で、
そこまで自信がなく、
意外かもしれませんが、
高校に入るまではプロでやるということを口にしなかったそうです。
井上尚弥選手の練習
井上尚弥選手が所属している大橋ジムの会長である大橋秀行さんは、自身がプロボクシングの元世界チャンピオン。
毎日の練習時間は?
井上尚弥選手の練習時間は2時間。
ほぼ毎日行っているそうです。
バンテージは几帳面に
拳を守るバンテージは毎回必ず15回巻いてナックル部分のクッションを作ります。

きれいなクッションになっているのが分かりますね。
練習メニュー
少しだけ紹介された大橋ジムでの練習メニュー
- シャドーボクシング:3から4ラウンド
- サンドバッグ
ロードワークがパンチの土台
合宿時のロードワークは、高地トレーニングの効果が得られるという低酸素マスクをつけて、さらに重りを持って走る。
合宿時は3日間で100kg走る。
このロードワークが破壊力抜群のパンチの土台になっているということ。
さらに400段以上ある階段を何度も駆け上がる。
フィジカルトレーナーを勤める高村淳也さんは、
井上尚弥選手はまだまだ強くなれると言います。
井上尚弥選手【プロフェッショナルとは?】
自分の極めた、
決めた道で、
その力を見せる。
力だけを見せる。
ボクシングだけでファンを引き寄せる。
まとめ
井上尚弥選手はもちろんですが、強烈に印象に残ったのは真吾さん。
一緒になってトレーニングすることについて、
「親方が頑張ってるから俺らも頑張ろうと思う」
「口だけでお前らやっとけよと言ってもついてこない」
考え方から行動まで一本筋が通っているお父さんですよね。