【世界一受けたい授業】かゆみを抑える方法は冷やす?夏の虫刺され対策

夏に大変なのは暑いということだけじゃない!
外出時はもちろん、家の中でも油断できないのが虫刺されですよね?
そこで今回の世界一受けたい授業では虫刺されのスペシャリスト夏秋優先生が夏の虫刺され対策について教えてくれました!
Contents
夏に気をつけたい虫刺され
蚊
蚊に刺されて痒くなる理由は刺されたときに異物と認識してアレルギー反応を起こすからで、
症状の現れ方というのは体質によって異なるそう。
年齢によって症状が違う
蚊に刺された時の症状は年齢によっても違ってくるそうで、
赤ちゃんは刺されても症状がなく、
子供は翌日以降に症状、
そして大人になるにつれて刺された回数が多くなるとアレルギー反応がすぐに出るようになるそう。
高齢者の方は症状が弱くなって無反応という人もいるそう。
マダニはSFTSの可能性も?
マダニが媒介する感染症があるのでこれは要注意とのこと。
ある種のウイルスを持っているマダニに刺されてしまうと重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染してしまうこともあるそう。
毛虫(チャドクガの幼虫)
虫刺されの覚えがないのにかゆいのはチャドクガに刺された可能性が。
毒針毛に触れてしまうと1〜2日後に激しいかゆみや赤い発疹が出るそう。

ツバキやサザンカなどの植物に年に2回現れて、
公園や生垣には5〜6月、8〜9月には近づかないことが大事。
夏の虫刺され対策
かゆみを抑える方法は冷やす
かゆみ止めがないときに夏秋優先生オススメのかゆみを抑える方法は、冷やすことでした。
[/surfing_su_note_ex]
冷やすことで血管が収縮し、かゆみを感じる感覚の神経の伝達が鈍くなるので、冷やすのが1番。
虫に刺されて最初に痒くなるのはだいたい20分くらいなので、
家なら保冷剤、出先なら冷たい缶飲料などで冷やす。[/surfing_su_note_ex]

虫に刺されやすい血液型ってある?
夏秋優先生によるとO型がやや刺されやすいという傾向はあるものの、
それ以外の要素があまりにも多いので血液型で刺されやすい・刺されにくいということを決めてしまうのは良くないそう。

チャドクガの対処法は洗う前にガムテープ
チャドクガに刺された可能性がある場合には、
ガムテープで皮膚を貼る・剥がすを繰り返すことによって、
皮膚に乗っているだけの針を粘着で取ることができるとのこと。
そのあとは石鹸をつけてシャワーでザーッと洗うのが効果的だとのこと。
夏秋優先生(年齢59歳)の実験がスゴい!
夏に気をつけたい虫刺されについて教えてくれるのは、
虫と皮膚炎の著者、兵庫医科大学皮膚科准教授の夏秋優先生(年齢は59歳です)。
|

その肩書きの驚愕の理由が…
夏秋優先生は50種類以上300回も自ら!
夏秋優先生は自ら虫に刺されて、症状の経過を観察して虫による皮膚炎の実態を解明。

トコジラミの虫刺され実験
あろうことか自らトコジラミに刺されるという実験を開始した夏秋優先生。

夏秋優先生は経過を観察する以外に、「皮膚を切り取ってその組織を見るため」
という目的で自分で虫刺されを体験しているとのこと。
まとめ
いくら夏秋優先生が自らを実験台にする現場主義であるとしても、
みなさんは刺されると危ない虫もいるので十分注意してくださいとのこと。
まあ、真似する人はいないと思いますが…
長袖着てたのに、かぶれがスゴいことになりました…
気をつけてね!